絶縁油中PCB分析
 -PCB簡易測定法対応 微量(低濃度)PCB検査機関-

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PCB環境汚染の背景

 PCBの環境汚染問題は、1966年にスウェーデンのS.Jensenが国内で取れたカワマスなどの魚類やワシなどの鳥類を分析して、 その体内にPCBが含まれていることを報告したことに始まりました。
この報告が基になって、DDT等の環境汚染を調査していた研究者たちがPCBの調査を開始し、 ヨーロッパ、北米、南米から北極に至るまでの各地の鳥、魚介類、様々の食品及び母乳、人体組織までPCBの汚染が広まっていることが報告されました。


 このような状況下で、アメリカのモンサント会社は1971年に回収不能な用途向けの出荷を停止しました。 1973年には、OECDの理事会において、PCBの使用を原則的に中止することを決定しています。


 日本では、1968年2月に、鹿児島県日置郡のブロイラー団地で、飼育中の多数のニワトリが一斉に死んでいく事件が起きました。
 また、九州、四国、中国等の西日本一帯で同じような現象が起こりました。これは、米ぬか油の製造工程で副生する「ダーク油」が原因でした。 同じ時期に、西日本の各地で身体に吹き出物が生じ、手足の痛みや痺れを訴える人が続出し、この原因として、 北九州市小倉区のカネミ倉庫が製造した米ぬか油(ライスオイル)の製造工程中に熱媒体として使用されていた熱交換機中のPCBが交換機にあいていたピンホールから食用油中に混入したことが指摘されました。(カネミ油症事件) 同様な事件が台湾でも起きたので、油症は「YUSHO」と英語として使用されています。
 この事件以降、にわかにPCBの環境汚染に対する関心が高まりました。


 PCBは、製造工場や使用工場からの排水・大気への放出やPCBを含む製品の廃棄や焼却、処理場や保管場所からの漏洩 (保管容器の破損、地震等自然災害など)、違法投棄などにより環境中に放出され、海洋や河川等の低泥や土壌、生物汚染を引き起こします。
また、不完全な焼却処理(ダイオキシン類の発生と同様)などが原因で、さらに毒性の強いコプラナーPCB(co-PCB)が生成されます。

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