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RoHS分析

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RoHS分析 よくあるご質問

質問

Q1:六価クロムはどうして材質によって前処理が違うのですか?
Q2:報告先からISO/IEC17025認定機関でないと、受付けないと言われているのですが。
Q3:どういった試料なら分析が可能ですか?
Q4:金属部品でも6項目全て分析しなければいけないのですか?
Q5:予算的に余裕がないのですが。
Q6:IEC62321とはどのようなものですか?



回答

Q1: 六価クロムはどうして材質によって前処理が違うのですか?
A1: クロムはその化合物の状態を価数で大別すると、六価クロムと三価クロムの概ねどちらかで、存在します。 酸化される雰囲気にあると、クロムは六価、還元雰囲気にあると三価のクロムになりやすいので、 試料を硝酸などの酸化性溶液に浸してしまう(酸性状態)と、三価クロムが六価クロムになってしまいます。 そこで、前処理はアルカリ性の溶液の中でおこないます。ただ、メッキ等金属の前処理では、アルカリ溶液で抽出すると、 六価クロムが、他の成分と反応して、三価クロムとなり、測定値が低くなるため、熱水で抽出します。
Q2: 報告先からISO/IEC17025認定機関でないと、受付けないと言われているのですが。
A2: 当社はISO/IEC17025の試験所認定を取得しています(詳細はこちらをご覧ください
樹脂、塗料、接着剤、油脂などの試料について、項目はCd、Pb、Cr、をICP-OESで、HgをICP-MSで取得しており、 当社の長年の経験と自信に基づいた技術力は国際的に認められたものになっています。
Q3: どういった試料なら分析が可能ですか?
A3: 均質材料であれば、分析できます※1。 複合材料であれば、ご相談ください。
均質材料とは; RoHS指令では、均質材料と呼ばれる“材料単位”で特定有害物質の含有量を調査するのが一般的です。 均質材料とは、「異なる材料に機械的分離※2ができない材料」のことです。 しかし、RoHS指令で均質材料の例を明確にしているわけではありませんので、解釈が難しくなっています。
目安としては、配線材料は、銅線と被覆を各々均質材料として扱う、ステンレス鋼などの合金類については、鉄やクロム、炭素などといった分解は必要なく、 ステンレス鋼として一つの均質材料とするのが一般的です。
実例についてはこちらをご覧ください

※1 完全溶解できるかどうかは、前処理してみないと分かりませんが、過去にご依頼いただいた試料のなかで、 完全溶解できなかった試料は全体の1%以下です。 溶解の過程で問題が生じれば、その都度お客さまに報告します。
※2 機械的分離とは、ネジの取り外し、切断、粉砕、研削などを指します。
Q4: 金属部品でも6項目全て分析しなければいけないのですか?
A4: 臭素系難燃剤2項目はプラスチックの難燃剤として使用されていますので、金属部品の場合分析の必要はないと考えます。
Q5: 予算的に余裕がないのですが。
A5: 蛍光X線分析装置(XRF)によるスクリーニング分析があります。ただし定量下限は精密分析よりも高い各項目25mg/kg(ppm)になり、 六価クロムと臭素系2項目はそれぞれ、総クロム、総臭素としてのご報告になります。 セットメーカーやクライアント様がそれで差し支えなければ、精密分析を行うより、お安くなります。
また、XRF分析は非破壊分析なので、万が一スクリーニングの結果閾値付近の結果が出た場合、そのまま精密分析を行うことも可能です。
Q6: IEC62321とはどのようなものですか?
A6: IEC62321とは「電気電子機器製品内の規制物質の含有量測定手順標準」といい、RoHS分析の検査測定の国際標準になっています。 これには分析のフローや各特定有害物質の分析方法が規定されています。
標準フローでは、最初の段階の分析(スクリーニング)として、蛍光X線分析装置で特定有害物質の含有量が十分に許容濃度以下に収まっているかどうかを確認します。 スクリーニングで特定有害物質の含有量が許容濃度以下に収まっていると断定できない分析結果が出た場合(グレーゾーンの場合)には、 湿式分解法や溶媒抽出法による精密分析を実施することになります。
これらの分析方法は多くの場合、セットメーカーが指定していますので、特定有害物質ごとに分析方法や前処理、 測定限界値(定量下限値)を取り決める必要があります。

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