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レジオネラ属菌

納期
12営業日

注)営業日とは、土日、祝祭日及び、当社が特別に定めた休日を除いた日になります。

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浴場施設

 不特定多数の入浴者を対象とする、入浴施設の総称です。
毎日浴槽水を入れ替える毎日換水型浴槽と浴槽水を24時間以上循環して使用する連日使用型があります。毎日換水型浴槽は掛け流しのものと、浴槽内の温度維持を目的とした循環式があります。 連日使用型のものは浴槽水を循環・ろ過し、加熱する循環式になります。
公衆浴場の場合、公衆浴場法や各都道府県の条例の対象になります。

◎検出状況

 浴場施設からのレジオネラ属菌の検出例は多く、集団感染が発生しやすいのが特徴です。 日本では宮崎県日向市の温泉施設で295人が感染し7人死亡した例や茨城県石岡市の総合福祉センター内の入浴施設で42人が感染し3人死亡など集団感染した例などがあります。

◎汚染・増殖条件

  • 施設利用者の体に付着した土埃などから汚染
  • 露天風呂など屋外にあるものは外からの土埃によっても汚染
  • 浴槽用に供給する原水からの汚染
  • 施設使用者数に対する清掃頻度の不足
  • 入浴剤、原水の水質による消毒剤の消毒効果消失
  • 浴槽、配管内での長時間の滞留、循環
  • 浴槽、配管内でのバイオフィルムの形成
  • 循環式浴槽におけるろ過材の長期間の使用

◎防止策

  • 浴槽の設置段階での防止
     貯湯槽の温度を60℃以上に保てるような加熱装置を設置するか、専門の消毒装置を設置します。 また、設計段階で配管を容易に清掃ができる構造にし、配管自体も可能な限り短くします。 浴槽水を完全に排水させるために、浴槽を地中に埋没したり、床下に設置したりするのは望ましくありません。

  • 維持管理時の防止
     浴槽の遊離残留塩素濃度を0.2~0.4mg/L以上で1.0mg/以下に保つようにします。温泉水などで、塩素消毒が有効でない場合は、それぞれの場合に応じた適切な消毒を行います。
    浴槽水は毎日換水し、循環型のものでも1週間に1回は換水します。バイオフィルムが形成しないよう、定期的な点検清掃を行います。
    循環式浴槽の場合、定期的なろ過材の点検、清掃、交換を行い、ヘアキャッチャは毎日清掃、消毒を行います。

◎対策のPoint

  • 設計段階で滞留箇所がないようにします。
  • 入浴者の体の土ぼこりから汚染されることもあるため、利用状況に応じて換水、清掃を行います。また、汚染を前提とし、検出時の対応策を予め立てます。
  • 浴槽水は毎日換水し、循環式でも1週間に1回以上換水します。
  • 都道府県や政令市によっては、感染者が出なくても、レジオネラ属菌が検出された時点で保健所への届け出義務が発生する場合があります。 ご不明な場合は所管の保健所へお問い合わせください。

※法令、条例、指針などに関しましてはレジオネラ属菌のTOPページのリンクを参考にしてください。

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